- Reel Creative Films 谷川智彦 -

日本と海外の映像は何が違うか?とクライアントやインターンシップの学生に質問される事がしばしばある。これはとても好きな質問で自分自身も疑問に思っていた時がある。

学生には、探しに行くチョイスもあるよ。と答えられるがクライアントにはそうは言えないのでこう答えることが多い。ただ今日はインタビューついて答えてみる。

  1. ライティング
  2. 何を映像と考えて質問しているのか?

1.のライティングは、本当に重要で海外(分かりやすくアメリカ)の映像はライティングがチープではない。柔らかく、温かい感情を視聴者に映し出す工夫がされている。逆に日本はライティングの機材がチープと言う訳ではなく、むしろとてもスペシャルな機材や役割分担がとても素晴らしくかなりの人数も使っている。しかし、ダイレクトに俳優にライトを当てたり、まるでテレビの生放送の報道番組でカメラマンとライティングマンで人を追っかけているようにダイレクト過ぎるくらい当てまくっている。

2.何を映像と考えて質問しているのか?とはテレビなのか映画なのかドラマなのかである。まずテレビと映画を比べては答えは出ない。テレビは情報を正しいタイミングで正確に伝える事がメインで、映画は情報ではなくストーリーや感情も画面の中で表現する必要がある。だからまずテレビなのか映画なのかで答えが別れる。私たちはテレビ番組のディレクターでもなければ、カメラマンでもない。クライアントさんから依頼された、プロモーションビデオは、テレビの考え方では行えないし、私たちはビデオマーケティングプロデュース専門チームなので、映画よりである。

なので私たちの視点で考えると、日本の映画はやはりライティングに問題があると言う事は気づいている。そしてアングルやカットもアメリカの映画より少ないので感情と感情、ストーリーとストーリーの繋ぐムーブメントも関連性が無くワンパターンの場合が多い。それに比べアメリカの映画の感情とストーリーを繋ぐムーブメントはとても繊細に出来ている。また、日本ではテレビのカメラマンが映画の撮影をしている事もある為、三脚を使い、ワイドショットやズームインショット、パン、など限られたアングルが多い。しかし、アメリカの映画や私たちのストーリー製作では、感情移入することに心がけているため、インタビューショット以外、三脚は使わないし、とにかく動きまくる。そして、ホワイトバランス、ISO、絞り、をその場の光に合わせて瞬時に設定している。

まとめると日本の映画はテレビと映画をあまり区別していないようなイメージ。しかしアメリカは、完全に別物として考えているし、映画俳優は、テレビのバラエティー番組に出ないし、テレビの人は映画に出演しない。なんとなく日本はテレビ社会。アメリカは映画社会。ということなんでしょうか。ライティングや何を映像と考えるかは小さな事に思えるが結果的に大きな違いが作品に現れる。

最後に私たちの大好きなアメリカドラマを紹介します。このライティングがとても好きです。

2016.1.3の追記お知らせ

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